皆様こんにちは。株式会社井上天極堂の赤井と申します。

今回は奈良市のにある般若寺を訪れました。

般若寺は飛鳥時代に創建された寺で、平安時代に焼き討ちにあい衰退したものの鎌倉時代に再建されました。
楼門(ろうもん)は鎌倉時代に建立されたもので、国宝に指定されています。

今回訪れた理由は般若寺の秋を彩る「コスモス」を楽しむためです。

般若寺は別名『コスモス寺』と呼ばれており、毎年9月~10月頃にはピンク色を中心としたコスモス達が綺麗に咲き誇ります。

↑実際に訪れた際の寺の様子。
風が程よく吹いていたためか、辺りにはコスモスの優しく甘い香りが広がっていました。

また般若寺ではコスモスを使ったグラスキューブも飾られています。


※般若寺公式Instagramより

まさに『映え』なグラスキューブはSNSでも人気を博し、特に若い女性の参拝者が多く見られました。

特に太陽の光に照らされている時はコスモスやグラスが色鮮やかに輝きます。
時たま顔を見せるカエルの置物もいいアクセントになり、つい写真を撮ることに夢中になってしまいました。

もちろんコスモスだけではなく、本堂も参拝しました。
般若寺の御本尊は『本尊八字文殊菩薩』です。
般若寺『本尊八字文殊菩薩像』
文殊菩薩は『三人寄れば文殊の知恵』のことわざもあるように、知恵の仏様として知られています。
元は経堂の秘仏でしたが現在の本堂を再建すると同時に御開帳され、現在も一般公開されています。

他にも不動明王坐像や弘法大師像、四天王像などの仏像、楼門や十三重石宝塔などの建造物も多くあります。

また般若寺では秋のコスモス以外にも、春の山吹・夏の紫陽花・冬の水仙を楽しむことができます。
花々に彩られる寺・般若寺をぜひ訪れてみてくださいね。

☆奈良 法性山 般若寺公式サイト
http://www.hannyaji.com/index.html