元々葛は山で自生する植物。
近年山へ葛を掘りに行く「掘り子」と呼ばれる方が減少傾向にあるため、天極堂では自社の畑で栽培するプロジェクトを発足。
毎年この時期に社員皆で参加するイベントとなりました。

今年は昨年に比べ掘る根の量は少ないものの、土の肥料が異なる区間もあるため混じらないように気を付けて掘りました。

身体全体をしっかり使って、どんどん掘り進めていきます。
葛の根は下に伸びることもあれば横に伸びることもあるので、どのように生えているか予測しながら掘っていきます。

ごぼうのような細い根が多く、たまに人参ほどの太さの物も。
長い根のため、大きめの段差ができるほど掘ることもありました。

葛の根を掘り終わった後は、次の栽培に向けて畑の整備を行いました。

まずは古くなったマルチ(畑の畝を覆う資材)を剥がしていきます。
かなり前のものだったのかマルチの上から植物がはみ出している状態で、剥がすのも一苦労でした。

次に掘り起こした土を耕す、フェンス側の葛の根を掘り起こすなどグループに分かれて作業を行いました。

最後に収穫した葛の根の計測を行いました。
それぞれの肥料で育った葛の根で分けて計測します。

葛根掘りに参加した皆さま、お疲れ様でした！