2023年3月7日薬膳料理勉強会に参加しました

3月7日、”やまと・薬膳”のオオニシ恭子先生による薬膳料理勉強会に参加しました。
テーマは『葛の薬膳料理』
今回の勉強会は天極堂の社員研修の一環として開催され、使われる葛も天極堂の吉野本葛を使っていただきました。

オオニシ先生は、長年ヨーロッパ・ベルギーを拠点にヨーロッパ人薬膳を伝えてきた食のエキスパート。
日本に帰国後、初瀬(奈良県桜井市)を拠点に『やまと薬膳』として自分の体に合った食を正しく取ることの大切さを指導されています。

それでは、今回の研修で頂いた葛の薬膳料理についてご紹介いたします。

【黒豆の薄葛ドリンク(右)】
甘酸っぱい香りとほんのりとしたとろみの飲み口の、体に優しいドリンク。

【豆腐の燻製(左)】
燻製の香りが強く、まるでチーズのような味わい。

【葛刺し】
アボカド・いちご・柑橘の上に葛のシートがのせられた料理。
他にも豆腐でできたかまぼこや、蓮根と玉ねぎを刻み海苔をのせた”うなぎもどき”と個性豊か。
醤油と山わさびをつけて頂きました。

【里芋とそば粉のつくね 葛あんかけ】
噛んだ瞬間にもっちりとした強い弾力とそばの香りが広がるつくね。
さらに、ふんわりだしが香る葛のあんが優しく包み込みます。
里芋はあんかけも相まってとろりなめらかな食感に。

【葛湯】
蓮根・牛蒡・梅しょう番茶の3種類。
しっかりとした素材の味を、葛のとろみがまろやかに仕上げています。

【豆腐の葛餡かけ御飯(左下)】
玄米に筍・豆腐・大豆ミート等の具材、そして和風のあんがかかった御飯。

【揚げ物 ふきのとう、エリンギ、椿(中央上)】
ほろ苦いふきのとう、ジューシーなエリンギ、華やかな香りとほんのりとした甘さの椿と個性的な3種。
特に椿は、実は食べられるのを初めて知りました…!

【サラダ 葛切り(中央皿左側)】
もちもち食感の葛切りがアクセントとなったサラダ。
ビネガーがかかっており、ちょっぴり大人なお味でした。

【焼き物 紫大根とおからこんにゃくのステーキ(中央皿右側)】
濃厚な芋の香りのおからこんにゃくを、甘酸っぱくシャキシャキの紫大根で巻いた一品。
しっかりとした味付けなのに後味はさっぱりとしています。

【大和芋のポタージュ(右下)】
山芋と葛ならではのとろみとなめらかさで、ほっこり癒されました。

【番茶プディング(左皿手前)】
葛ならではのぷるぷる感にほんのりと番茶が香るスイーツ。

【葛餅 黒胡麻・小豆餡(左皿奥)】
ぎっしりと詰まった小豆の中に黒胡麻の餡が入っており、それを葛でコーティング。
小豆と黒胡麻のプチプチ食感もまた魅力です。

【葛入り緑茶(右)】
とろみがついた緑茶で、番茶プディング・葛餅との相性も抜群!
体がじんわり温められました。

料理を頂いた後はオオニシ先生からのお話を聞きました。
オオニシ先生の薬膳における考え方や葛との関係性。そしてこれからの葛を伝えていくために大切なこと等、今までにない視点でのお話を伺うことができました。

オオニシ恭子先生、やまと・薬膳の皆様、この度は貴重な機会を頂きありがとうございました!

●『やまと・薬膳』さんの公式HPはこちら
http://yamatoyakuzen.com/

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