11月13日・14日、奈良県立青翔中学校の生徒4名が職場体験に来てくださいました。
13日に製造部の体験していただき、14日に経営企画室の体験の一つとして、生徒さんが体験したこと・感じたことをブログとしてアップ!
ぜひご覧ください♪

葛を作る作業

吉野本葛を作る製造現場で葛を乾燥させるために並べる作業を行いました。
作業を行う前に製品にほこり、髪の毛、虫、菌が入る事が無いように手洗い、消毒、作業服についたほこりを取るためのローラーがけを行いました。
みなさんとても衛生面に気を付けていたのですごいなと思いました。
葛を並べる作業ではずっと立ちっぱなしで大変だったけど担当の方に「上手に並べてるね」と言われた時はすごくやりがいを感じました。
製造現場で作業している人は毎回素早くきれいに葛を並べていて本当にすごいなと思いました。

笹の葉のパックチェック

私は一日目の午前中は、笹の葉の商品が約30個入ってるダンボールを運びシールを貼る作業をしました。
最初はあまりわからなくて、何度も間違えたが2箱ぐらい終ったところで慣れていき社員さんに褒めていただけました。
商品にただただシールを貼る作業だと思っていましたが、貼る場所が決まっていて、それをすぐ確認してシールを貼っているのがすごいと思いました。
午後は濡れている笹の葉の商品を拭いていく作業ですごい数があってビックリしました。
作業前はコロコロをしたり、手を洗ったり、マスクや手袋をしたり、髪の毛をまとめて帽子の中に全部入れたり、衛生的でした。
作業をしている時に、社員さんが喋りかけてくれてとっても楽しかったです。
午前も午後も立ったままの作業で次の日筋肉痛になってしまいました。
この作業をずっとしているのが衝撃的です。

洗い物

冷凍菓子の現場で働かせてもらいました。
午前にはパウンドケーキの型を洗う作業をしました。
作業前はただ洗い物をするだけの作業なので、退屈そうな仕事だろうと思いましたが実際にやってみると、洗わなければならない型が多い上に丁寧に洗わなければならないので、一つ一つの型を洗うのにも集中して作業をしなければならず、時間もかかり、忙しかったです。
直接商品に関わる仕事でなくてもかなり大変で、働くことの大変さを身に染みて感じました。
午後にはパウンドケーキの袋に書いてある番号の確認の作業をしました。
番号がかすれていないか確認し、並べるような作業だったので、難しくなく、楽しんで作業できました。
ただ、大人の人に報告をしなければいけないときがあり、普段あまりない経験だったので緊張しました。
今回の職場体験では仕事をすることの大変さ、楽しさを知ることができました。
初めての経験だったので、疲れましたが楽しかったです。大人になる頃には緊張せずに報告すべきことは報告できるようになりたいです。

葛湯の袋詰め

初めに葛湯の生姜味の粉をお店で売る袋に詰めました。(粉の量1007∼1008g)
機械で詰めた袋の蓋を熱でくっつける作業をしました。
くっつけるときのコツは機械に少し濃い色で印がされているのですが、そこに袋を当てて機械の上にある赤く光るランプを5秒間足元にあるスイッチを押しておくのがコツです。
その次に、先ほど蓋をくっつけた袋にいつその製品が作られたかを記載されているシールを袋の裏面に貼りました。
これらの工程が終わったら、シールを張り終わった袋をお店に持っていくために箱に詰めていきます。
⚠箱に入れるときはさっき入れた袋と逆の向きに入れます。
職場体験を通して工場の人がどれだけ衛生面に気を使っているのか、働いている人の葛への思いがすごく伝わってきました。
私たちに届くまでにたくさんの工程が行なわれていて、以前までと工場に関する見え方が変わりました。

また2日目の経営企画室の体験ではブログ作成の他に、天極堂と奈良県立青翔高等学校が共同開発した商品『葛青茶』の撮影を行いました!
水の種類や温度でお茶の色の出方が変わる不思議な体験と、それをシャッターに収める体験は生徒さん達も工夫して行ってくれました。

今回の体験を通してこんな仕事があるんだ、商品があるんだと学びの機会になったかなと思います。
青翔中学校の生徒の皆さん、お疲れ様でした!