研修1日目(8月18日)井上天極堂 本社

研修1日目はインターシップ・会社説明についてお話を伺いました。
その説明の中で、これからの天極堂がどのようにして葛の魅力を伝えていくのかを知りました。
 
午前は本社工場1階で食品の下に敷いたり、包んだりする笹の葉の検品作業をさせていただきました。検品作業は商品を届けるための重要な作業であり、袋に入っている笹の葉に異物や空気が入りすぎていないかなどを一つ一つ丁寧に確認していました。
午後の2階での作業では葛粉の袋・箱詰めの作業をさせていただきました。この作業も午前と同じように検品してからお客様の要望の数量を測って入れダンボールに詰めることをしていました。同じ葛でもサラサラ・固形など何種類か商品があることを知りました。
 
作業中に葛粉を落とすミスをしてしまったりしましたが一緒に作業させていただいた
皆さんにとても優しく接していただいたおかげで落ち着いてすることが出来ました。

研修2日目(8月19日)井上天極堂 橿原工場

2日目は橿原工場にお伺いさせていただきました。
 
橿原工場での工場内では、部屋ごとに様々な区画に分けられており、清潔区から非清潔区へは行ってはいけないなどのルールがあり衛生面が徹底されていることを知りました。午前での作業では、商品がどういった温度で保存しなければならないか分かりやすくするために蓋にシールをはる作業をさせていただきました。
他にもペーストした袋に入ったお芋を加熱殺菌して冷凍させ、お客様に届けるために熱かったですが手作業で形を整える作業をしました。形がおかしいと冷凍させたときに形がおかしいままお客様に届くためできるだけ平らにしなければならなく難しかったです。
 
仕事では教えられた通り作業することも大事ですが、物事を違った観点で捉えることも大事だと知らされました。

研修3日目(8月20日)井上天極堂 橿原工場

3日目は橿原工場で午前は品質管理の業務、午後はリテール部の作業でした。
 
午前では葛餅に入った異物が何なのか顕微鏡で調べて特定したり、抹茶の葛餅を食べて味・色・粘性・透明度などを調べ安心安全に出荷できるかを体験させていただきました。また芋と葛のでんぷんの違いが分かるように葛餅を作り、いかに葛がサラサラで誰でも食べやすい食品だということが分かりました。
午後ではリテール部での作業でレトルト葛餅に商品詳細や賞味期限が記載されたラベルを巻いていく作業でした。巻くときにラベルがずれることがないように調整して貼ることが難しかったです。
 
リテール部の作業は3時間と短くて長い時間の同じ作業続きで眠たくなりそうになりましたが、働かれている方々に負けられないという気持ちで作業すること乗り越えることが出来ました。

研修4日目(8月21日)井上天極堂 橿原店

4日目は天極堂橿原店でホールの仕事をさせていただきました。
 
お客様が来店する前にテーブルの拭き、商品を見栄え良く置いたりしました。レトルト葛餅の袋入れ、店頭に並んでいる商品を手本通り箱詰めする作業などをさせていただきました。なかなか手先が器用ではないとできない作業がたくさんで、私は不器用でしたが不器用なりに諦めずにすることが出来ました。
また、3時休憩には自分で葛餅を作りいただきました。黒蜜ときな粉はかけ放題といわれ、たくさんかけることができて美味しかったです。

研修5日目(8月28日)井上天極堂 本社

最終日は天極堂本社の経営企画室でSNSにアップするための撮影と編集を行いました。
 
今回はレトルト葛餅の撮影を行ないました。商品をお皿に乗せ、フォーク置いたり、すだれを敷いたり、葉を置いたりなどインスタ映えが出来るように試行錯誤を重ねて撮影しました。商品撮影後に画像編集を行いました。写真を加工することは得意でおいしそうに見えるためにはどう明るさを調節したらできるか試していました。

まとめ

今回、インターシップを通して多種多様な部門を回らさせていただき、商品が店頭に並んだり私たちに届けられたりする中で、多くの人や工程を通しているのだと身をもって体験することが出来ました。商品が製造から販売までの一連の流れを体験したことで食品製造業について改めて深く知ることが出来ました。
 
5日間という短い間でしたが、慣れないことだらけで多くの経験を積むことが出来ました。
この度はお忙しい中、時間を割いていただき本当にありがとうございました。この学んだことを活かして就職活動を行なっていきたいと思います。