研修1日目(9月7日)井上天極堂 本社

 研修1日目は5日間のインターンシップと会社説明についてお話を伺いました。また、衛生管理についてもマニュアルを用いて説明していただきました。
 
 午前は本社工場1階にて、乾燥させる前の葛をトレーに並べる作業をさせていただきました。従業員の方々が、四角く切り分けられた葛をテンポ良く素早く並べており、そのスピードについていくことが難しかったのですが、回数を重ねるうちに早く作業が出来るようになりました。
 
 午後は、工場1階と2階の清掃をさせていただきました。その後1階にて、撹拌されたわらび粉を沈殿させ固形の状態にするための舟と呼ばれる水槽に流し入れる作業を行いました。従業員の方が流している液体をメッシュに通し、その時に出るアクを取る作業を行なったのですが、一見きれいな液体に見えても、人の目に見えない大きさのアクが取れていくのが分かり、とても粒子が細かいことが分かりました。
 
 最初は緊張していたのですが、一緒に作業して下さった皆さんにとても優しく接していただき、落ち着いて作業が出来ました。

研修2日目(9月8日)井上天極堂 橿原工場

 2日目は、橿原工場にお伺いさせていただきました。
 
 最初に工場内の冷蔵庫や冷凍庫、作業場を案内して頂きました。また、作業場の区画が清潔区、準清潔区、非清潔区のそれぞれに分けられており、非清潔区から清潔区へは直接行けないことを説明していただき、衛生管理が徹底して行われていいることを知りました。
 
 午前は、冷凍された銀杏の選別や「味付きカップ入りとろろ」の梱包や、シールを張る作業、「ぷるるん」あずきを殺菌するためにトレーに並べる作業をさせていただきました。
 
 午後からは、午前に選別した銀杏がペースト状になっており、そのペースト状の銀杏を袋詰めする作業をさせて頂きました。袋にシールを貼り、従業員の方がペーストを袋詰めするために、袋を容器にセットする作業をさせて頂いたのですが、人の手で一つ一つ計量して袋に詰めていることを知り、普段は見えない工場の中でどのような作業が行われているのかが分かりました。その後、清掃やお客様にお渡しするしおりを折る作業をさせて頂きました。
 
 橿原工場は本社工場と違い、建物も大きく様々な機械がありましたが、実際に中で作業をさせて頂くと手作業で行っていることが多いことを知り、貴重な経験を得ることが出来ました。

研修3日目(9月9日)井上天極堂 本社

 3日目は、天極堂本社の方にご一緒し、大和高田市の小学校で行なう出前授業に行かせていただきました。
 
 1時間目から4時間目まで2クラスの6年生に吉野本葛と葛まんじゅうの作り方についての説明と調理自習が行われ、最初の1時間目と2時間目は出前授業の流れを知るために見学をさせて頂きました。自分自身、小学生の時に天極堂の方に出前授業に来ていただいたことがあり、そのことを思い出しながら説明や調理方法を聞かせて頂きました。3時間目と4時間目の出前授業では、先の授業で見学させていただいたこともあり、吉野本葛を説明する際のクイズを出題する部分を担当させて頂きました。また、調理の際にも各班を回り、生徒さんが分からない箇所を説明しサポートを行いました。
 
 普段小学生を相手にすることがなく、どのように対応すれば良いのかなど不安なこともありましたが、クイズの際では生徒さんの反応も良く、調理でも楽しく作業を行なっている風景が見られ、無事に出前授業を終えることが出来ました。

まとめ

 今回、5日間のうち3日間のインターンシップを通して井上天極堂が行っている様々な仕事を経験させていただきました。表からは分からない裏側ではどのような仕事が行われているのかを知り、お客様に商品が届くまで多くの人の思いが詰まっていることを実感し、人の手で繋いできたことで100年以上続く奈良の伝統文化として受け継がれてきたのだと学ぶことが出来ました。
残りの2日間でも様々な経験を得られるように頑張っていきたいと思います。