こんにちは、経営企画室の高田です。
季節は冬から春に変わり、枯れ葉も落ちて寂しい様子だった木々に彩りが戻ってくる時期になりました。

 

通勤途中に見かける木もつい最近まで何もない様子だったのにポツポツと可愛らしい「桜」が咲き始めて、

少しの暖かさとともに春の訪れを感じますね。

 

奈良といえば桜の名所として「吉野山」がとても有名?
吉野山ではシロヤマザクラを主に約200種約3万本もあるそうで、圧巻の桜の光景を見ることができます。

「目で千本見える豪華さ」という意味で「一目千本」とも言われているほどなんだとか!
毎年桜の開花とともに各地から多くの観光の方が訪れてくださいます。

 

特に4月の開花シーズンには桜のニュースで連日見かけるほど、
日本の桜スポットの中でも特に人気のスポットになっています。

今回はそんな吉野山の満開の桜をお届け・・・
したいところですが私が行った3月22日はまだ咲き始めの頃だったので、
今回は3月22日頃の吉野あたりの桜の様子を少しだけですがご紹介したいと思います。

 

まず最初の撮影スポットは、
JR・近鉄桜井駅から国道166号を通って車で約40分、吉野川沿いの桜です。

奈良ではよく小さな川と桜並木のコラボレーションを見ることができます。
川沿いで提灯が並びちょっとしたお祭りのようなものが行われていることもあり、楽しい気持ちになるのですが、
今回はまたその雰囲気とは違って、雄大で美しい吉野川と山々、そして小さい規模でありながらも
優しく華やかに川沿いを彩っている桜の、3つの静かで落ち着いた自然の様子を見ることができ、とても心が癒されました。
まだ散るには早すぎるのですが、桜の花びらがこの川沿いに舞っている様子はすごく綺麗だと思います。

 

川沿いで桜を楽しんだら車で約30分、最後は「吉野山」の桜です。
下千本駐車場に車を止めてすぐ、ついてすぐに桜がみれると思っておらず思わず「おおっ!」と声が出た桜の光景が↓になります?

少し盛り上がった小さな山のようなところに、まるで昔話の一場面のような桜の光景が広がっていました。
一番大きな木はおそらく満開の状態で、少し垂れている様子もまた趣がありました。

この日は曇り空であまりいいお天気ではありませんでしたが、
青空でみたらよりキレイにピンクが映えてより幻想的に見えたかと思います。

 

街ではまず見ることができない光景を
駐車場で見れたことにお得感を感じながら先へ進みます。

 

それから少し歩いたところの、下千本の様子です。

まだ吉野山の桜は咲いていませんでした。(右の写真は吉野山のお店街の様子です。こちらも咲くのは後少しという雰囲気でした。)
ただぱっと見は通常の山ですが、枝先にはたくさんの桜の蕾が!
これから下千本は1週間ほど、奥千本は4月上旬ごろで満開になるようなので、すごく楽しみですね!

 

そのあと途中のお店で色々を買いながら
(吉野山のお店街は特産品で有名な吉野葛、吉野本葛など葛のお菓子やお土産がたくさん販売されています!
行かれる方は桜だけではなく葛も存分にお楽しみくださいね?)
下千本から上千本、高城山展望台までとりあえず歩こうと思っていたのですが、
中千本まできたあたりで、勢いよく階段でこけて負傷してしまい、
今回はなくなくギブアップ・・・。

 

吉野山の満開の桜を見ることはできませんでしたが、
奈良の穏やかで落ち着いた「春」を感じる、リフレッシュができたお出かけになりました。

 

吉野山付近には天極堂が150周年記念で出版した「葛の本」にて取材をさせていただいた、
お寺やお店などもたくさんあり、吉野山は葛や葛の歴史などを
感じられる葛の聖地となっておりますので、
まだ来たことがないわという方も是非一度来てみてくださいね!

 

奈良県内でもおそらく桜が満開になり始めるのは4月の初め頃かと思います。

感染対策はしっかりして、皆さんも奈良の春を是非満喫してください?

吉野山の開花状況はこちら!↓
https://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/kanouki/kaika/