こんにちは、株式会社 井上天極堂の竹内と申します。
今回は、昨年の冬に訪れた高見山の様子をお届けします。
高見山は奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市との境界、台高山脈の北端に位置する標高1,248mの山です。
冬になると霧氷や樹氷がみられる事で有名な山ですが、この年は比較的暖かかったため、一部を除いてほぼ雪は解けた後でした。


高見山において樹氷と並んで有名な見どころが「国見岩」。遥か昔、神代に行なわれた神武天皇の東征において、四方を見渡して敵情を把握するために天皇自らよじ登ったのがこの岩だとされています。
写真では見切れていますが、この右にあるのが国見岩。実はここ、山頂にほど近い地点。疲れていて写真を撮る気力が残っていなかったのか、国見岩本体が写っている写真は残っていませんでした。気になる方は是非ご自身の目で確かめてみて下さい。


山頂付近には雪がちらほら残っていましたが、例年はアイゼンがなければ足元が滑って登山にならないレベルの積雪が当たり前。二月下旬とはいえ、ここまで雪が残っていないのはある意味異常なのではないでしょうか。もちろん霧氷も樹氷も見る事はできませんでした…


神武天皇東征のエピソードから、古くより信仰の対象として尊崇されている高見山。山頂には「霊峰 高見山」と刻まれた石碑と高見山神社(高角神社)があります。


樹氷は見られませんでしたが、木のウロに溜まった雨水が綺麗に凍っているのを見つけました。
「関西のマッターホルン」と呼ばれる高見山ですが、一般的な登山ルートを辿って登る分にはそこまで難易度は高くない山です。ただし、積雪が予測される時期に登る場合は雪山用の装備が必要です。近年は登山による遭難事故が多発しておりますので、複数人で登る、登山届をしっかり提出するなど、安全面に気を付けて山を楽しんでくださいね。