2018年10月13日の奈良新聞で『天極葛乳酸菌』を取材いただきました。

 

20181013天極堂葛乳酸菌奈良新聞

 

日本初 吉野葛から乳酸菌分離

 

豆乳混ぜるとヨーグルトに
来年1月発売へ

 

 

共同研究を行っていた県産業振興総合センターと、吉野本葛製造販売などの井上天極堂は、県内の吉野葛の根から植物性乳酸菌を分離することに成功した。関係者によれば、この分離は日本で初めてで、同菌から豆乳ヨーグルトのもとになる乳酸菌粉末「ヨーグルトスターター」を商品化して食品店で発表。来年一月から同社が発売する予定となっている。

 

協同研究は、県の伝統植物である吉野葛の認知度向上の取り組みとして実施。葛の根は葛根湯といった漢方薬や葛餅、葛湯など吉野本葛の原料として古くから利用されてきた。

 

分離した乳酸菌は「葛乳酸菌」と命名。同菌粉末を豆乳に混ぜると、なめらかな食感のヨーグルトを作ることができる。試験管レベルの試験で、抗菌性や免疫を活発にする働きが同菌にあることも確認され、今年一月に特許出願した。

 

その後、乳酸菌粉末は商品化され、10月3日~5日に東京で開かれた「食品開発展」で発表した。

 

県と同社は今後も共同研究を続け、同菌の機能性の研究や、牛乳用の乳酸菌粉末の新しい商品を開発する意向。同社品質管理課の担当者は「乳酸菌にはいろいろな可能性があることが分かった。これからも研究を続けたい」と話している。

 

 

今後の天極堂の動きに是非ご注目ください!!!