2024年2月号の広報御所で、天極堂と青翔高校が共同開発した「葛青茶」について御所市長を表敬訪問させていただいたことをご紹介いただきました。

未利用資源の活用でSDGs!

青翔高校×天極堂 「葛青茶」を開発

強害草として疎まれる葛の「葉」を有効利用するため、ポリフェノール量と抗酸化機能の研究に取り組む県立青翔高校の探求科学チームが、吉野本葛の老舗である井上天極堂とともに約7カ月かけて開発した「葛青茶」が、「奈良県の宝物グランプリ」で審査員特別賞を受賞し、1月10日、報告の為市長を訪問しました。

「葛青茶」は、美しいエメラルドグリーンのお茶で、レモン汁を垂らすと何とピンクに変化します。市長は「おいしくて発送も素晴らしい。ぜひ商品化を」と大絶賛。高校2年生の福永さんと植山さんは、「初めての実験で不安だったが、企業の開発担当者や担当教諭の指導で形にできてうれしい」と喜びを語り、井上天極堂で研究開発を担当する藤野さんは「高校生がこのグランプリに参加するのは非常にまれ。今後も相互に協力し、地域の課題解決や特産品の魅力発信に取り組みたい」と話しました。今後の商品化や効能研究などが期待されます。

奈良県の宝物グランプリについては動画でご視聴いただけます

※葛青茶2:57:45~あたり

今は、2/20,21に開催されるにっぽんの宝物グランプリ全国大会にむけて、さらにブラッシュアップを重ねています。

奈良県大会の際にいただいた意見を参考にもう一度ハーブティーのブレンドや試食の内容、動画やプレゼン内容も見直し、全国大会でのグランプリを目指したいです!