さっぱり食べられる葛レシピで、夏を乗り切ろう!
体にやさしい「吉野本葛」を、日常生活で楽しみながら、次の世代にも食べ繋いでいきたい。
体がとけてしまいそうな暑い日は、さっぱり葛料理なんていかがですか。
葛粉を使うことでつるりと食べやすくなり、食欲のない時におすすめです。
葛は奈良時代から続く伝統食材で、日本人の生活に寄り添ってきました。
心と体をほっと癒す葛は料理にもお菓子にも使える万能食材。
あなたのキッチンにも葛を常備し、親から子、子から孫へと食べ繋いでください。
水晶鶏のにらタレかけ(藤原様)

【材料】
(水晶鶏)
鶏むね肉 1枚
塩こしょう 小さじ1/2
みりん 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1
葛(粉末) 適量
(にらタレ)
にら 5本
オイスターソース 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
ゴマ油 小さじ1
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ2
酢 大さじ2
炒りごま 大さじ1
ラー油 少々
【作り方】
①鶏むね肉は観音開きにし、薄いそぎ切りにします。
ポリ袋に調味料と一緒に入れてもみ込みます。
②にらはみじん切りにします。
③ボウルにタレの材料と刻んだにらを入れ混ぜ合わせます。
④①の鶏むね肉をポリ袋から取り出し少し、水気を切ってから、薄く葛をまぶし、余分な粉は落とします。
⑤鶏肉が白くなるまでゆでたら、冷水にとります。
⑥少し水気をとってお皿に盛り付け、上からにらタレをかけます。
⑦お好みでラー油を上からかければできあがりです。
ずいきとお揚げの煮物の葛餡かけ(米田様)

【材料(2人分)】
(ずいきの煮物)
ずいき 5~7本
油揚げ 40g
和風だし カップ1
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
(葛餡)
和風だし カップ1
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
生姜汁 少々
葛粉 大さじ1
【作り方】
①ずいきは皮を剥いて下茹でしておきます。
②①と油揚げをだし、醤油、みりんで煮ます。
③炊きあがったら、器に盛ります。
④別鍋で葛餡を作ります。材料を小鍋に入れて混ぜ合わせ、葛粉を溶かしたら、火にかけて混ぜながら加熱し、餡を作ります。
⑤③に④をかければ出来上がりです。
お好みで枝豆などの青味を乗せてもきれいです。
夏にピッタリ!しょっぱめ葛出汁茶漬け(赤井様)

【材料(1人前)】
水 250cc
顆粒だし 小さじ1/2
塩 小さじ1
醤油(濃口) 小さじ1
吉野本葛 10g
白ご飯 200g
鮭フレーク 適量
韓国のり 適量
わさび 適量
【作り方】
①鍋に水と吉野本葛を入れてよく混ぜます。
葛が溶けたら顆粒だし、塩、醤油を加えて混ぜ、中火にかけ混ぜ続けます。
②強火で炊き、透明感が出て底から沸騰したら火を止めます。
③出来た出汁を耐熱カップに入れ、氷水で30分ほど冷まします。
④白ご飯を茶碗に盛り、鮭フレーク・韓国のりをのせます。
⑤上から出汁をかけ、わさびをトッピングして完成です。
【レシピの特徴】
この時期はバテやすく塩分が不足しがちなので、まろやかで食べやすい&いい感じの『しょっぱさ』を目指しました。
冬なら塩・醤油を減らし、出汁を氷水で冷やす工程を省くと丁度いいかもしれません。
またトッピングのわさびが丁度よい辛さで、夏らしい爽やかな味わいです。