第15回 葛のレシピコンテスト 結果発表!

葛のレシピコンテストでは38名42作品のご応募をいただきました。ありがとうございました。
盛り付けの工夫で今までのイメージから脱却させたレシピ、簡単にレンジでパパっと作れるケーキレシピ、葛粉ではなく、「葛のとろみポタージュ」や「葛湯」や「葛ごはんの素」を使ったレシピやなどもありました。
ご応募いただいた皆様のアイデア満載の作品は天極堂のホームページで随時ご紹介しますので、ぜひ作ってみてください。

金賞:枝豆葛豆腐と生ハムの涼やかピンチョス(大阪府 大山様)

【材料】
◎葛豆腐部分
むき枝豆(冷凍可)…60g
昆布だし…200cc
本葛粉…23g
◎トッピング
生ハム…8枚(1枚を半分に折って波折り)
モッツァレラチーズ(チェリータイプ)…8個
串(ピック)…8本
◎たれ・仕上げ
白だし…小さじ2
オリーブオイル…小さじ2
ブラックペッパー…適量
ピンクペッパー(あれば)…適量
【作り方】
①枝豆と昆布だしをミキサーにかけ、なめらかになるまで撹拌します。
②①を鍋に入れ、葛粉を加えてヘラでよく混ぜます。かたまりが残らないように、しっかりと溶かしておくのがポイントです。
③②の鍋を強火にかけ、ヘラで絶えずかき混ぜます。少しかたまりができ始めたら火をやや弱め、底からしっかり混ぜながら練ります。
④粘りが出てきたら火を止め、型や器に流し入れます。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
⑤トッピングを準備し、生ハムとモッツァレラチーズを一緒にピックに刺します。
⑥冷やし固まった葛豆腐にピックを刺し、白だし+オリーブオイルをかけ、仕上げにブラックペッパーとピンクペッパーをふります。
【コメント】
葛豆腐は和食であり、醤油などでいただくのが一般的ですが、かわいくピックに刺してピンチョス仕立てにし、白だしとオリーブオイルでいただくというのは今までになかった素晴らしい発想でした。
枝豆葛豆腐以外に、パプリカ葛豆腐など他の野菜でも試してみたい一品です。

銀賞:宇陀金ごぼうのライスクリームコロッケ(奈良県 森田様)

【材料(3コ分)】
宇陀金ごぼう葛のとろみポタージュ…1袋(32g)
水…60cc
粉チーズ…10g
ご飯…80g
春巻の皮…3枚
【作り方】
①葛のとろみポタージュに水を加えてよく混ぜ、ラップをしないでしっかりとろみが
付くまで(1分半)レンジで加熱し、粉チーズとご飯を加え混ぜ合わせます。
②3等分にし、春巻の皮で巻きます。
③サラダ油でこんがり揚げれば出来上がりです。
【コメント】
葛のとろみポタージュで簡単に作れるクリームコロッケです。
春巻の皮で巻くだけなのでお手軽です。

銅賞:切り干しボール~まるでたこ焼き~(奈良県 中村様)

【材料(6個分)】
切り干し…30g
すりおろし生姜…大1/2
醤油…小1
粉末出汁の素…小1/2
大葉…2枚
干あみえび…大1
葛粉…大2強
揚げ油…適量
まぶす用葛粉…大3強
【作り方】
①切り干しを水で戻し、軽く縛り、荒みじん切りにします。
②生姜をすりおろします(チューブでもいいです)
③生姜、醤油、出汁の素を切り干しに混ぜ込みます。
④大葉、干しあみえび、葛粉を入れ混ぜ込み6等分に分け、ギュッとして丸めます。
5葛粉を周りにまぶし(多めがいいです)、170°の油でキツネ色になるまで揚げます。
【コメント】
見た目はたこ焼きですが、切り干しを使うことでヘルシーで栄養価もアップ。
そとはカリッと中はもっちりで葛粉の特性を感じさせます。
熱々も美味しいですが、冷めても美味しくお弁当のおかずにも最適です!

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