野菜餡に続いて今回も変わり種の餡子、『桜餡』をご紹介します。
桜餡は白餡に桜の花や葉の塩漬けを加えて作られます。美しい桜色とふんわり広がる花の香りで、菓子に春らしさをプラスしてくれますよ。
桜餡(はなびら) イメージ

材料

白餡:100g

桜のはなびら:10g

食紅(赤):少量

作り方

準備


桜のはなびら
は水に漬け、塩抜きしておきます。

調理

①塩抜きを済ませた桜のはなびらを軽く絞った後、キッチンペーパーなどで挟むようにして水気を拭き取ります。
②ある程度水気が取れたらまな板に移し、みじん切りにします。

桜の羊羹(仮)

③細かく切り刻んだ桜のはなびら白餡に加え、混ぜこみます。
④少量の水で食紅を溶き、はなびらを混ぜた餡に微量加え、混ぜます。
⑤様子を見ながら色合いを調整すれば完成!

食べてみた

桜の香りとほのかな塩気がプラスされ、元の白餡よりさらに奥行きのある味になりました。
しっとりなめらかな餡子の中に混ざったシャキシャキの桜のはなびらの食感も新鮮です。

桜餅(茶) イメージ

今回は桜餅(長命寺)の餡として使ってみました。桜の花を添えるとより一層春らしい趣が感じられますね!
桜餅をはじめとした春の和菓子にはもちろんですが、アレンジ次第ではケーキなどの洋菓子にも使えるんだとか…春になったらそちらにもチャレンジしてみようかと思います!