2018年入社 品質管理課 吉川 武

 

─ 天極堂・吉野本葛を知ったキッカケは何ですか?

就職活動をする中で、県主催の合同説明会で天極堂のブースを見かけて説明を聞いたのが初めてでした。
それまではどちらのことも、奈良県の伝統的な産業とそれを手掛けている会社というくらいしか知らなくて。
どのような企業か詳しく知ったのは就活の時が最初でした。
 

─ 吉野本葛についてどう思いますか?

他府県と比べられがちな奈良県だけにある大きな魅力だと思っています。
その歴史もかなり古く、昔から健康にいいと言われて食べられているのに、研究する人は少ない。
成分や乳酸菌と、調べればまだまだいろいろな新発見が出てくるし、栽培しようとするとうまく育たない。
と、課題に事欠かない魅力的なものです。
 

─ 詳しい仕事の内容を教えてください

基本的には取引先様から来る自社商品の規格書などの書類作成やデータのやり取り等をしています。
ただそれだけではなく、自社で製造した商品に異常があった場合の調査をしたり、商品のお問い合わせ(品質面)があった場合の対応もしたりしています。
品質管理課では製造商品の検査業務などのザ・品質管理の仕事の他にも、書類仕事もあり、商品開発(私はしていませんが)もあり、といろいろな業務をしています。
また葛栽培チームというのを作っていてそのメンバーなので、本社裏の畑で葛栽培の農作業もよくしています。
 

 

─ 仕事をしていてやりがいを感じたことは?

商品の取引が始まる前に規格書のやり取りがあるのですが、取引先様によって必要な書類が違います。
中には今までにない質問をされることもあり、仕入れ先などから情報を集めてそれらを作成し、提出する。
情報がなければ外部機関に検査を依頼する必要もある。
それらをすべて集めて提出し終わってから商品のやり取りが始まるわけです。
時には普段目にするような商品に使用されていることもあるので、それに少なからず携わっていたと思うと達成感が凄いです。
 

─ 仕事をしていて大変だったことは?

上でも言ったように書類の作成が大変です。
安全性の確認でよく聞かれる書類データはいくつか保管してありますが、それ以外を依頼されたときは原料仕入先に問い合わせたり、そこにもなければ外部機関に検査依頼をかけたり、とやることが多くなっていきます。
基本的に並行して数案件を進行するので、問い合わせすることが重なる、急な他業務が入るなどすると頭の中の整理が追いつかないときがあります。
そんなときこそ落ち着いてミスなくやり切ることが大事です。
 

─ 自分の仕事についてどう思っていますか?

入社して5年目になりますが、新しく学ぶ業務はまだまだあります。
慣れた仕事だと思っていても新しく知ることもたくさんあります。
新しいものが発売したなどで今まで当たり前だと思っていたことが変わることもあります。
学ぶという面では何年経っても、いつまでも情報を入れて勉強をしないと、と意識して仕事をしています。
 
 

 

 
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